北海道産米 令和5年度産 ホクレン ゆめぴりか 精米 5kg。YAMAHAリバースカセットデッキ 「K-750a」です。最近、「オークション代行(代理)業者」による入札が相次いでおり特に
同モデルを数多くメンテナンスしていますが電源回路や録再アンプブロックなど設計への
こだわりが見られYAMAHA好きの私としては何度メンテナンスしても惚れ惚れするモデルです。
PIONEERのリボンセンダストには及びませんがセンダストヘッドでここまでやり切るのは流石と思います。
とは言えあくまでも数字上で実際、聴くとやはり再生は天晴なんですが録音に関してはもう一歩感が否めず
これに「BIAS」調整が有れば最高なんですけどね~。
多彩な再生機能とは次々と曲頭を10秒間再生し聴きたい曲に来た時に「PLAY」ボタンを押して
再生出来る「INTRO SCAN」機能、同じ曲を何度も再生出来る「REPEAT」機能、再生中に
無音部分(15秒以上)が有ると早送りする「SKIP」機能などが有ります。
VictorのDD-VRシリーズと同じ様な作動原理です。
機能面を照らし合わせてご確認頂くと分かり易いと思います。しかしながら松下のAN7116(1W)で駆動しているので本格的な
出力や音質では有りませんが実用上では十分かと思います。
さて、整備箇所ですが
① キャプスタンベルト溶解除去処理及び同ベルト同等新品交換
② ロータリーパッド分解清掃・コンタクトグリス塗布
③ FL管・モータードライバーIC・RCAジャック・電力系トランジスタ追い半田処理
④ キャプスタンモーター分解整備(ドライブ基板コンデンサ交換・コミテータ清掃ほか)
⑤ リールモーター分解整備
⑥ 電解コンデンサ全交換(写真上の青点)
などが主な整備箇所です。
キャプスタンモータードライブ基板のコンデンサ交換は賛否両論有りますがコンデンサ自体は
高温下で無ければ劣化速度は緩やかで容量も10μFですから交換しなくても問題無いと
思われます。
経験上、電源を切り忘れない限りキャプスタンモーター自体は内部のドライブICを考慮しても
高温になり難いです。
交換せずとも普通に使用出来ますが音質が変化します。
使用電解コンデンサは「ニチコン」「ルビコン」「東信」製で85℃品を使用しております。
ちなみにオリジナルも85℃品で標準型仕様です。
尚、ドルビー基板の0.15μFが入手困難に付き0.1μFへ置換しております。
録音・再生、早送り・巻き戻し、リバースループテースト(通算72時間以上)など全て問題無く
使用可能です。
テープ再生速度、アジマス調整も実施済です。
当然ですがヘッド消磁も実施済です。
リバースループテストは今現在も実施中です。
また、操作ボタン部に極々薄いですが若干の皮脂移りが確認出来ます。
発売から36年近く経過した製品です。
必ず写真をご確認下さい。
落札頂いた後に梱包前チェック(総合動作テスト)を行います。また、ご質問には随時、お答え致しますが仕事の関係上、タイムラグが発生する事も
重ねてご了承下さい。宜しくご検討の程、お願い致します。
▼▼▼ 掲載写真で「4枚」同時掲載分を分かり易く見るには ▼▼▼
4枚同時掲載写真は画像サイズの関係で見辛い(ややボケ気味)ですが
商品情報の4枚写真上で
・ 右クリック → 新しいタブで画像を開く
・ 新しいタブをクリック
・ 左クリックで拡大(右クリックで元のサイズ)
以上の手順でハッキリとした画像でご確認頂けます。☆現状品!OTARI DP-8-C3L オーディオ・カセット・デュプリケーター カセットコピーマシン。 閉じる機器正面
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閉じる各整備状況
閉じる電解コンデンサ交換後(青点)
閉じる子基板ほか電解コンデンサ交換後(青点)
閉じるメカブロック整備完了後・機器銘板ほか
閉じる機器4面
閉じる各調整・測定データ