「ここで論じられる選択肢は、長期にわたっての歴史の仮想を進めることでも、歴史の「もし、こうだったら、どんなことになったか」を熟考するものでもない。ケンブリッジ・インド史の第1巻(古代):E.J.Rapson (ed.), Cambridge History of India, Vol.1, 1922. 天金の古書。あくまで短期的かつ現実的な、実際に決まったことに対する異なってはいてもあり得た結果が議論されるのだ。古代東アジアの民族と国家 李成市。言い換えれば、特定の決定の背後にある選択肢を調べることは、なぜ実際の決定が下されたかを正確に解明する一助となる。」[本文より]
第二次大戦は20世紀の歴史を大きく左右し、戦後の支配と構造を決定づけた。[古代エジプト専門書] SAQQARA I, The Tomb of Merefnebef (K. Mysliwiec, 2004) [中古] 美品。それはとりわけ初期の、1940年5月から41年12月までのわずか19か月間、チャーチル、ルーズヴェルト、スターリン、東條英機(近衛文麿)、ヒトラー、ムッソリーニら各国指導者たちが下した、「十の決断」によって決せられた。