新潟県産コシヒカリ1袋30kgを2袋 特別栽培米 玄米。句集 黄金郷/上野ちづこ (上野千鶴子) 江里昭彦編/深夜叢書社。
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序一
【内題】古今和歌集秘註
序一
序1丁
本文
01やまとうたはひとの心をたねとして 1丁裏
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↓
28あるは花をそふとてたよりなき所に 61丁裏~62丁裏
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序二
29しかあるのみにあらす 2丁表
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↓
84人丸なくなりにたれと哥の事 57丁表~59丁裏
追加
01春きぬと人はいへともうくひすのなかぬかきりはあらしとそ思ふ 60丁表
16立田川もみち葉なかる 63丁裏
【因みに】「追加」「14植しうへは秋なきときや」63裏の歌は
『伊勢物語 51段』
『古今和歌集 秋歌下』のもので、原形は
植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん花こそ散らめ根さへ枯れめや
~「『へ』←→『ゑ』。【即決・送料込み】金藏山 服部三郎 歌集。「仮名序の本文」ネットで借用したものなので、「提出本」の本文とは違うことをご了承ください。輪《わくかせわ》二冊 滋賀県俳人蕉門三世方竟千梅著。
03 05表 はなになくうぐひす、みづにすむかはづのこゑをきけば、いきとしいけるものいづれかうたをよまざりける。萩原蘿月集 上巻・下巻/萩原蘿月 著・萩原アツ 編/大和書房/1981年初版。
06 10裏 しかあれども、よにつたはれることは、ひさかたのあめにしては、したてるひめにはじまり、
07 15裏 あらがねのつちにしては、すさのをのみことよりぞおこりける。『近世上方狂歌叢書』1~29(全29冊揃)西島孜哉、光井文華、羽生紀子 編 近世上方狂歌研究会 1984~2002年。
10 33表 かくてぞはなをめで、
11 33表 とりをうらやみ、
12 33表 かすみをあはれび、
13 33裏 つゆをかなしぶ
14 33裏 こゝろことばおほく、さまになりにける。塚本邦雄 戀 六百番歌合 戀の詞花對位法 上下2冊 帯函 初版第一刷 蔵書票貼付 本文良。
16 38表 あさかやまのことばゝうねめのたはぶれよりよみて、
17 40表 このふたうたは歌のちゝはゝのやうにてぞ、(て)ならふ人のはじめにもしける。「俳句研究年鑑・作品展望資料」直筆句稿 54枚 /加藤楸邨 森澄雄 能村登四郎 橋間石 石原八束 細見綾子 清水径子 清水元吉 他。
19 44表 そのむくさのひとつにはそへ歌。※梅の薫 林豊子(關坂豊子)追悼俳諧之連歌集 長野県生 昭和11年小笠原孝三郎編(下伊那郡三穂村)・林治郎発行 和歌俳道 地方文芸。
22 47裏 みつにはなずらへうた きみにけさあしたのしものおきていなばこひしきごとにきえやわたらむ+といへるなるべし。三橋敏雄扇面色紙 5枚。
25 55裏 むつにはいはひうた このとのはむべもとみけりさきくさのみつばよつばにとのづくりせりといへるなるべし。産衣(うぶきぬ) 上(上・中・下三冊の内)第一~三 混空編《元禄十一(1698)?》。
27 61裏 いにしへのよゝのみかど、春のはなのあした、あきの月のよごとにさぶらふ人をめして、ことにつけつゝ歌をたてまつらしめたまふ。群島(合同句集) 限定500部 山高登自刻自摺木版口絵入/関口良雄 山高登 編 尾崎一雄上林暁木山捷平/永田書房。
37 08表 又春のあしたにはなのちるをみ、
38 08裏 あきのゆふぐれにこのはのおつるをきゝ、
39 08裏 あるはとしごとに、かゞみのかげにみゆるゆきとなみとをなげき、
40 09表 くさのつゆみづのあわをみて、わがみをおどろき、
41 09表 あるはきのふはさかえおごりて、〔今日は〕ときをうしなひよにわび、
42 09裏 したしかりしもうとくなり、
43 09裏 あるはまつ山のなみをかけ、
44 10裏 野なかの(し)みづをくみ、
45 10裏 あきはぎのしたばをながめ、
46 11表 あか月のしぎのはねがきをかぞへ、
47 11裏 あるはくれたけのうきふしを人にいひ、
48 11裏 よしのがはをひきてよの中をうらみきつるに、
49 12表 いまはふじのやまもけぶりたゝずなり、ながらのはしもつくるなりときく人は、うたにのみぞこゝろをばなぐさめける。※古書ひこばえ 長野県上伊那郡花岡春風 祝詞佐藤雪洞・題字岡谷市生信濃鉄道社長今井五介・日本大学総長山岡萬之助題句臼田亞浪伊東月草。かの御時に、おほきみ(み)つのくらゐ、かきのもとの人まろなむうたのひじりなりける。中村汀女 星野立子集 (朝日文庫 現代俳句の世界)。
54 24表 又山のへのあか人といふ人ありけり〔と〕。句集 隠花植物/楠本憲吉/なだ万隠花植物刊行会(私家版)。
56 30裏 この人々をおきて又すぐれたる人も、くれたけのよにきこえ、かたいとのよりにたえずぞありける。俳句雑誌 原石鼎 主宰 鹿火屋 昭和25年4冊 346〜349号一括 阿部英雄 京極杜藻 伊藤元美 原コウ子 他。しかあれどこれかれえたるところえぬところたがひになむある。ルーノ [月]/大辻隆弘/砂子屋書房。
60 36表 いまこのことをいふに、つかさくらゐたかき人をばたやすきやうなればいれず。齋藤茂吉著●齋藤茂吉全集/ 全36巻のうち32冊●岩波書店。
62 37裏 ありはらのなりひらは、そのこゝろあまりてことばたらず。追憶/赭土社/非売品/1935年/題字・序(塩谷鵜平)。
64 40表 うぢやまのそうきせんはことばゝかすかにして、はじめをはりたしかならず。歌集 滴瀝 限定150部/水野葉舟 高村光太郎題簽・装画/草木屋出版部。
66 41表 をのゝこまちは、いにしへのそとほりひめのりうなり。(雑誌)層雲 第12巻第2・3・4号 大正11年5・6・7月号 3冊/荻原井泉水 秋山秋紅蓼 青山郊汀 木村緑平 村野四郎 他/層雲社。つよからぬはをうなのうたなればなるべし。句集 鷓鴣 特装30部 毛筆句署名落款入/三橋敏雄/南柯書房。
68 45表 このほかの人々、そのなきこゆるのべにおふるかづらのはひゝろごり、はやしにしげきこのはのごとくにおほかれど、うたとのみおもひて、そのさましらぬなるべし。子規言行録 初版/小谷保太郎編 /吉川弘文館。
81 54表 すべて千うたはたまき、なづけて古今和歌集といふ。故人五百題 上 松露菴主人編。
84 57表 人まろなくなりにたれど、うたのことゝどまれるかな。☆墨筆歌入り署名落款付限定本『木俣修歌集 愛染無限』明治書院;;昭和49年:初版:二重函本;総革;天金塗装元パラ;巻頭カラー口絵;;畦地梅太郎。
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追加
01 60表 春きぬと人はいへともうくひすの
なかぬかきりはあらしとそ思ふ
02 60表 春日のゝ若なつみにや白妙の
袖ふりはへて人の行らん
03 60裏 駒なへていさ見にゆかんふるさとは
雪とのみこそ花はちるらめ
04 61表 わか庵はみやこのたつみしかそすむ
世をうち山と人はいふ也
05 61裏 おもひつゝぬれはや人の見えつらん
夢としりせはさめさらましを
06 62表 深山には松の雪たに
07 62表 我衣手に雪はふりつゝ
08 62表 春霞たつを見すてゝ行かりは
09 62.裏 ひくらしの鳴つるなへに
10 62裏 たけがり
11 62裏 すみのえのきしによるなみ
12 63表 袖ひちてむすひし水の
13 63表 春霞たてるやいつこみよし野の
14 63裏 植しうへは秋なきときや
15 63裏 たつた川もみちみたれて
16 63裏 立田川もみち葉なかる
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【参考】 14「植しうへは秋なきときや」
※『伊勢物語』 五一段(植ゑし植ゑば)
昔、をとこ、人の前栽に菊うゑけるに、
植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん
花こそ散らめ根さへ枯れめや
※『古今和歌集』 巻五 秋歌下
人の前裁に菊にむすびつけてうゑけるうた 在原業平
268 植ゑし植ゑば 秋なき時や 咲かざらむ
花こそ散らめ 根さへ枯れめや
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【刊期等】不明
早稲田大学蔵本解説に依れば、この本は『古今栄雅抄 序 巻第1-20 飛鳥井雅俊 [著]』の『序』の部分二冊のようである。◆3/変身 西東三鬼 角川書店。
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、多数あり。Ah-149/春のえにし 故・前登志夫 お別れの会 編集・発行/山繭の会 2008年5月17日発行 実筆原稿 写真/L1/61226。